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ビートル (ロボット) : ミニ英和和英辞書
ビートル (ロボット)[びー]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

ビー : [びー]
 (n) bee, (n) bee
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ビートル (ロボット) : ウィキペディア日本語版
ビートル (ロボット)[びー]
ビートル:''Beetle'')は、アメリカ空軍が試作した有人モビル・マニピュレーター。製造はゼネラル・エレクトリック(GE)社の要請を受けたジャレド・インダストリーズ社によって行われた。
== 概要 ==
放射性物質によって汚染された地域での活動を任務とする移動式のマニピュレーターで、M42ダスター自走高射機関砲のものを流用した装軌式の車体の上にターレットで旋回する操縦席と二本のアームが備えられており、全体的な外見は「装軌式車両に乗った頭部の無い人型ロボットの上半身」といったものになっている。操縦席の周囲には放射線遮蔽材として厚さ30 cmの板を用いており、これの重さは総重量の約半分にも達していた。このほかに、操縦席には外界の視認手段として、厚さ58 cmのガラスを使用した三カ所の窓のほか、三基のテレビカメラと一基のペリスコープを有する。また、アームは繊細な作業が可能であり、1962年に行われたデモンストレーション時には、アームでを割らずに持ち上げるというパフォーマンスを披露している。
X-6などといった原子力飛行機の事故現場での作業を目的として、1961年に空軍がGE社に開発を依頼したが、同年に空軍による原子力飛行機の開発計画が中止されたため、核爆発によって生じた瓦礫の除去に用途を変更された。その後、試作機が製作され1962年から試験が開始されたが、放射性遮蔽材として用いられた鉛が重量過多を招き、想定される活動場所である不整地での走行が不可能なことが判明したため(平坦なコンクリートの上でしか走行できなかった)、開発は中止された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ビートル (ロボット)」の詳細全文を読む




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